【ブーム調査隊】ここさえ行けばOK イルミにスイーツ、お酒、雑貨...なんでもそろうXmasマーケットは超優秀!

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クリスマスまであと2週間弱。きらめくイルミやおいしそうなクリスマスメニュー、いろいろ回らなきゃ...。でも毎日忙しい!というあなたに朗報です。イルミネーションにスイーツ、お酒、雑貨購入−とクリスマス気分が味わえるものがすべて勢ぞろいする場所があるんです。それは...クリスマスマーケット!

クリスマスマーケットは時間がなくてもクリスマス気分を堪能できるうれしいスポット。首都圏で開催されるクリスマスマーケットをご紹介しましょう。

ドイツでは600年以上の歴史あるイベント

そもそもクリスマスマーケットは、ドイツやオーストリアをはじめとするヨーロッパ各地の都市の広場で中世から続く、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間「アドベント」に行うイベントのこと。ドイツのクリスマスマーケット(ヴァイナハツマルクト)が特に有名です。ちなみに、ドイツ初のクリスマスマーケットとして歴史的に証明されているのは、1393年にフランクフルト・アム・マインで開催されたものなのだとか。600年以上も続いているんですね。

さて、首都圏で今年開催されるクリスマスマーケットの中で、特に要チェックなのが東京・日比谷の日比谷公園で初開催される「東京クリスマスマーケット2015」です。会場のシンボルは、クリスマスツリーではなく高さ14メートルの「クリスマスピラミッド」。ドイツ・エルツ地方が発祥の聖書の登場人物などを配置したクリスマスの飾り物で、てっぺんのプロペラがゆっくり回るそうですよ。

会場ではグリューワイン、ドイツビールなどの酒類、クリスマススイーツのシュトーレンにツリーやオーナメント、くるみ割り人形といった雑貨を販売。ドイツ定番料理も充実しています。豚肉煮込みの「アイスバイン」や牛肉のシチュー「グラーシュ」を頬張りながら会場限定販売の「イチゴのグリューワイン」を飲み干せば、東京にいながらドイツを旅する気分が味わえるかも。

2015年12月11日から25日まで開催で、時間は12時から22時まで(L.O.21時30分)で、入場無料です。

12月25日まで開催中の東京スカイツリータウン(R)の商業施設・東京ソラマチ(東京都墨田区)の「ソラマチ クリスマスマーケット2015」(11時〜22時)には、昨年に引き続き高さ2メートル超の「幸せのホワイトベア」が出現。東京スカイツリー(R)と一緒に写真撮影できるスポットとなっています。

キャンドルイルミネーションに照らされたスカイアリーナには、本場ドイツから取り寄せたヒュッテが登場。クリスマス雑貨にプレミアムビールやソーセージ、クリスマススイーツなどのドリンク、フードといった、クリスマス気分を満喫できる充実のラインアップが用意されています。

夜のスカイアリーナには、スペシャルなプロジェクションマッピングの"プレゼント"まで。バイオリニストの宮本笑里さんの演奏楽曲に合わせ、全幅140メートルの建物、塔体の壁面に"願いの星"が舞う幻想的なプログラムです。開催時間は17時30分、18時、18時30分、19時、19時30分、20時から(17日のみ19時30分と20時の2回)。東京スカイツリーを世界一高いクリスマスツリーに見立てた限定ライティングもあります。

東京の"元祖クリスマスマーケット"ともいうべき存在が、今年9回目となる東京・六本木の六本木ヒルズの「クリスマスマーケット」。世界最大といわれるドイツ・シュツットガルトのクリスマスマーケットを再現していて、毎年大勢の人でにぎわう大人気イベントです。

世界的に有名なクリスマス用品専門店「ケーテ・ウォルファルト」、レープクーヘンなど数種のクリスマス菓子とドイツパンを販売する「ヴァイナハツタンネ」、ドイツ人シェフのマーカス・ボス氏が手掛ける「マーカスのクリスマスカフェ」など初出店を含む11店舗が登場し、大屋根プラザがクリスマス一色に染まります。

1000種以上のクリスマス雑貨に、ワインやソーセージ、プレッツェルなどのドイツ料理も勢ぞろいします。開催期間は12月25日まで。時間は11時から21時までです。

このほか、東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で開催される「北欧 CHRISTMAS MARKET in LAFORET」(12月17日〜25日)、横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)の「クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫」(25日まで)などもあります。忙しい師走の日々、仕事帰りに週末に、ちょっと華やいだクリスマスの気分を味わってみてくださいね。