現在30歳のスロベニア代表GKは、これまでCL本戦でプレーしたことはない

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 10日、インテルのロベルト・マンチーニ監督はチームの守護神サミール・ハンダノビッチの移籍を容認したとも受け取れるコメントを残した。

 セリエA第35節アウェイのラツィオ戦に1-2で勝利したマンチーニは試合後、放送局『スカイ』のインタビューで試合の感想とともに去就が噂されるハンダノビッチについて質問された。その中で「彼はヨーロッパでもトップクラスのGKだ。この試合でも良い働きをしてくれた。詳しいことは知らないが、彼とクラブが移籍について話し合っていることは知っている。ハンダノビッチはCLに出たがっているが、我われはそれを彼に保証できなくなってしまった。一人のサッカー選手としての彼の意向を尊重する必要がある」と語っている。

 マンチーニが言うように、インテルは来シーズンのCLには出られないことがすでに確定している。35試合を終えて勝ち点52のインテルは残り3試合すべてに勝利しても、現在3位のラツィオ(勝ち点63)を上回ることができない。

 ハンダノビッチはかねてよりローマやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールなどへの移籍が噂されている。欧州最高峰の舞台を求めて、今シーズン限りでクラブを離れることになるのだろうか。