テレビCMや番組を見て「これ欲しい!」と思い、その商品を買ったという経験をしたことがある人は多いはず。しかし、後から考えれば必要のないモノを買ってしまったということも「あるある」だ。この「ついつい欲しくなってしまう」「消費者が財布のひもを緩めてしまう」背景には、脳科学などの科学的な研究に基づいた企業戦略があるのだ。本書『買いたがる脳』(デイビッド・ルイス/著、武田玲子/翻訳、日本実業出版社/刊