W杯を最悪の形で終え、イメージ失墜を招いたフランス代表。ローラン・ブラン新監督の下、ユーロ2012予選で新たな出発に向けて一歩を踏み出すが、監督はまず、代表メンバーとしての自覚を選手たちに促し、個々の内面から改革にとりかかる考えだ。具体策としては、代表合宿の間に日替わりで“講師”を招き、国の代表としてプレーすることの重要性を選手たちの前で語ってもらう。ブラン監督は、その役に、自身も一員だった98年W杯