「『私、残業しません』って本ありますか?」「『100万回死んだねこ』ありますか?」図書館は本の貸し借りをするだけの場所ではありません。大きな役割のひとつに利用者が探している“情報”にたどり着けるようお手伝いすることがあります。冒頭の質問のように、覚え違いに接することは日常茶飯事なのです。ちなみに、冒頭の質問の答えは…『100万回生きたねこ』ですね。福井県立図書館はそうした「覚え違い」を蒐集し、本にしまし