【ワシントン=淵上隆悠】11月の米大統領選で返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領が、不法移民を巡り「犬や猫を食べている」と語ったことが波紋を広げている。根拠のない差別的な主張だと批判が集まるが、トランプ氏は撤回する姿勢を示していない。発言は10日夜のテレビ討論会で飛び出した。民主党のハリス副大統領との論戦で、「(オハイオ州)スプリングフィールドで、彼らは犬や猫、住人のペットを食べている」と述