現役世代が後期高齢者の医療費の大部分を負担していることをご存じだろうか。高齢者たち自身は医療費全体の1割程度しか負担しておらず、毎年、現役世代から多額の“支援金”が送られている。現役世代にとっては絶望的なデータその額は6.6兆円を突破し、過去最大を更新した。今年、団塊世代のほとんどが75歳になることでさらに増加していく見込みだ。「もう限界…」と現役世代が声をあげても、政府は「自然増であり、不可抗力