【AFP=時事】国連薬物犯罪事務所(UNODC)は26日、一部の高所得国で強力な合成オピオイドが出現し、過剰摂取による死亡例が増加しているとして警鐘を鳴らした。UNODCの年次報告によると、オピオイド系鎮痛剤「フェンタニル(Fentanyl )」よりもさらに強力な合成オピオイドの一種「ニタゼン(Nitazenes)」が、ベルギー、カナダ、エストニア、ラトビア、スロベニア、英国、米国で発見されている。欧州薬物・薬物依存監視セン