自民党派閥の裏金作りに関与した衆参の自民議員ら73人が、国会の政治倫理審査会(政倫審)で弁明することなく、通常国会は23日に閉会した。一部議員は記者会見などで説明したと主張するが、全会一致で弁明を求めた国会の議決は「黙殺」されたままだ。閉会直前の21日、衛藤征士郎衆院議員は「説明会は地元で10回以上、記者会見は東京で1回。政倫審に出れば、本当に終わりがない」と、政倫審欠席の理由を述べた。政倫審は、政