刑事弁護を中心に活動している弁護士有志はこのほど、刑事事件について否認または黙秘する被疑者を逮捕勾留することで自白等を引き出す「人質司法」を解消することを目指し、「取調べ拒否権を実現する会(RAIS)」を設立した。RAISは、捜査当局による取調べの場で被疑者が黙秘権を行使しても、取調べをやめないどころか、「黙秘するといつまでも家族に会えないぞ」「保釈も認められない」などと言って、長期間の取調べを実施する実