貫いた人生のスタイル…見て見ぬ振りをしない毅然さと「チームのために」の熱さ毅然さと配慮、自己鍛錬と傾聴感覚。一見、相反する要素を絶妙な塩梅で合わせ持つのが鮫島彩という人だ。鮫島の初めての世界舞台となった2011年の女子ワールドカップ(W杯)で世界一になり、“なでしこジャパン”は世界でも通用する名称となった。驚くべきスピードで環境が変化していくなかでも、彼女のスタンスが変わることはなかったように思う