国立西洋美術館で今日から「65年目の自問」展。昨日のレセプで、もう飯山由貴がやらかしたとか。二年前、東京都人権プラザの「あなたの本当の家を探しにいく」で作品追放されているのに、あえて彼女を呼んだ西洋美術館は、腹が据わっているなと感心する。着眼点はおもしろい。みんなが「国立」だ思っている、日本を代表する美術館の正体が、じつは戦前の川崎軍事財閥の松方幸次郎が、農村から強制徴兵した国民の血にまみれたカネで