元日の能登半島を襲った大地震では、建物の倒壊や火災が相次いだほか、津波被害もあり、今も約1万4000人が避難生活を余儀なくされている。発災から約1カ月、筆者は東京から関越道、上信越自動車道、北陸道を経て被災地に入った。道中は、東日本大震災のときほど、大型車やボランティア車両が目立たないように感じた。取材を振り返る。(ライター・渋井哲也)●大規模な断水が「復旧」に影響を与えているまず感じたのは、想像以上に