箱根駅伝がスタートすると、ほどなく放送センターから「1号車解説は、渡辺康幸さんです」と、紹介される。中継車に乗り込んだ早稲田大OBで住友電工の渡辺監督は、スタートから芦ノ湖を経由して、翌日の大手町のゴールまでトップ集団の選手たちの走りを解説していく。中継車への乗車中、トイレには行けず、固形物は口に入れられない。狭い中継車の中、戦況を把握し、選手の様子を見つつ、様々な情報を織り込んで解説する。2日