オリックスの捕手・森友哉が振り返る。「あれは失投ではなかった」3勝3敗で迎えた日本シリーズの第7戦。59年ぶりの‘関西ダービー‘で沸いた最終決着は、わずか1球が勝負の明暗を分けた。阪神・青柳晃洋とオリックス・宮城大弥両先発で始まった試合は3回まで、共に無得点。息詰まるような空気が4回に一変する。阪神は一死後から森下翔太選手が左前打で出塁すると、続く大山祐輔選手が死球で好機を広げた。その直後に5番起