こちらは「さいだん座」(祭壇座)の方向約8900光年先の原始星「OH 339.88-1.26」周辺の様子です。OH 339.88-1.26そのものは画像中央の暗い雲に隠されていて見えませんが、満月の視直径の約14分の1四方という視野のなかで明るく輝く数百個の星々や、背景に広がる塵の雲が赤外線の波長で捉えられています。【▲ ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された原始星「OH 339.88-1.26」周辺(Credit: ESA/Hubble & NASA