こちらは「エリダヌス座」の方向約2870万光年先の不規則銀河「ESO 300-16」です。不規則銀河とは、星々が集まった中心部や渦巻腕(渦状腕)、回転対称の円盤部といった明確な構造を持たない銀河のこと。ESO 300-16も空に浮かんだ雲のような不規則な形をしており、目立つ特徴といえば中心付近に小さく見えている青い泡状構造くらいです。【▲ ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された不規則銀河「ESO 300-16」(Credit: ESA/Hubble & NA