こちらに写っているのは「りょうけん座」の一角。画像の横方向の範囲は満月の視直径の12分の1程度に相当します(視野は2.37×2.10分角)。視野全体を占める天体の多くは銀河で、画像の中央には約80億光年先の銀河団「eMACS J1353.7+4329」が写っています。欧州宇宙機関(ESA)によると、私たちは少なくとも2つの銀河団が合体して単一の巨大な銀河団になりつつある様子を観測しているようです。【▲ ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された