こちらは「みずがめ座」の方向約7億光年先にある渦巻銀河「JO206」です。JO206は銀河団「IIZW108」に属しています。渦巻腕(渦状腕)は若い星々が放つ青い輝きと電離した水素ガスが放つ赤い輝きの斑点に彩られており、どちらも星形成活動が起きていることを示しています。その渦巻腕は画像の右下へと引っ張られているような形をしており、JO206はまるで真っ暗な海を泳ぐ一匹のクラゲのようにも見える姿をしています。【▲ ハッブル