旧日本海軍には太平洋戦争時、商船改造空母が7隻ありました。ただ、このうち5隻はかなり足の遅い「鈍足空母」で、空母艦隊同士の戦闘に参加することなく姿を消しています。では軍艦として無駄だったかというと、そうでもないようです。先見の明がなかった艦政本部旧日本海軍は、太平洋戦争に7隻の商船改造空母を投入しました。このなかで空母機動部隊同士の海戦に参加できたのは、最高速度が25.5ノット(約47.2km/h)と比較的高