経済や歴史が苦手…という人でも、日頃食べている砂糖や小麦、トウモロコシ、大豆、豚肉、インスタントラーメンといった食べものの話から入れば苦手意識も薄れるはず。『食べものから学ぶ世界史: 人も自然も壊さない経済とは?』(平賀緑著、岩波書店刊)は、食べものの歴史を通して資本主義経済の歴史とカラクリを紹介する。■世界史は「食べもの」から見えてくるポイントは、いかにお金で計られる部分だけを増やそうとしてきたか