薬物・アルコール依存症に苦しみ、精神科病院に48回入退院を繰り返し、刑務所に3年服役したものの、回復の道を歩み続けている男性がいる。アルコール・薬物・ギャンブル依存症の回復支援をおこなう「リカバリハウスいちご」(大阪府大阪市)で生活支援員として働く渡邊洋次郎さん(45)だ。刑務所を出所して12年6カ月、薬物を使っていない。酒をやめてからは12年5カ月になる(2021年8月21日時点)。2019年11月に壮絶な半生を綴った