「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽いんで。ホームレスの命はどうでもいい」。メンタリストのDaiGoさんによる差別的発言が波紋を呼んだ。ホームレスという大きな主語を使って話された内容は、漠然としたイメージだけで語られていた。大阪市西成区にある「日雇い労働者の街」、通称・釜ヶ崎は、野宿者(「ホームレス状態」の人)も少なくない。そこに根付いて音楽活動をしているまちゅこけさんは「西成の歌姫」と呼ばれて