神奈川県警の留置施設に勾留されていた男性が、弁護士とやりとりする「被疑者ノート」に書いた記述を警察官に黒塗りさせられたのは、違法だとして、男性の国選弁護人だった弁護士が、県を相手取り、損害賠償350万円をもとめる訴訟を起こしている。その第1回口頭弁論が9月3日、横浜地裁であった。原告側は「捜査機関に被疑者ノートの内容を確認されたり、消すよう指示されるようでは、弁護人として被疑者の権利を十分に守ることはで