年間約3万人が孤独死する、日本──。そのリアルな実像を『超孤独死社会特殊清掃の現場をめぐる』などの著書で知られるノンフィクションライターの菅野久美子氏が追った。【閲覧注意】実際の孤独死現場…血のりの跡、ゴミが山積した室内など築50年の木造アパートで起きた孤独死まだジメジメとした暑さが残る2019年9月末──。特殊清掃業者である上東丙唆祥(じょうとう・ひさよし)さんは、関東某所の現場に向かっていた。