「船を建造するのが造船所の本来の事業。ソリューションサービスの開発に理解を得られるか」―。船舶運航管理支援システム「SOPass」の商用化に当たり、船舶海洋カンパニー技術本部の本井達哉基本設計部長は不安に駆られていた。同製品の開発は市況の動きに大きな影響を受ける造船事業に、新たな収益基盤を構築する挑戦でもある。モノづくりを生業とする造船部門で「反対の声もあった」と本井部長は開発当初を振り返る。