SFには、必ずといっていいほど出てくる兵器がある。そう、「ビームライフル」だ。「ピュンッ」という音とともに銃身からカラフルな光線が発射され、一瞬にして標的を破壊する。私たちが子供のころから知っている架空の兵器だ。だがしかし、それが「架空のファンタジー」ではなくなってきているとしたら?アメリカ軍は目下、瞬時にして標的に到達し、狙いは正確で、しかも無尽蔵に発射しつづけられる「指向性エネルギー兵器」(