スペインを代表する世界遺産、アルハンブラ宮殿で知られるグラナダ。1236年にコルドバがキリスト教徒に再征服されてからは、ナスル朝グラナダ王国の首都として、イベリア半島におけるイスラム支配の最後の砦として栄えました。1492年、とうとうナスル朝最後の王ボアブディル(ムハンマド11世)がカトリックの女王イサベルに降伏、城を明け渡し、レコンキスタが完了しました。グラナダはまさに、支配者としてのイスラム教徒たちの栄