政府は“地方創生”を目指しているものの、本社を地方へ移す企業が増えていないことが、帝国データバンクの「1都3県・本社移転企業調査」で分かった。2016年の1月〜9月は、1都3県への転入が225件、転出が164件となり、転入企業が転出企業を上回る状況が続き6年連続で転入超過になると見込まれている。転出企業は前年の同時期と比較して18件(9.9%)減少しており、年間でもピークだった2001年の概ね3分の2の水準にとどまると