文豪・太宰治が下宿していたアパート「碧雲荘(へきうんそう)」(東京都杉並区)が、大分県由布市へ移築される。報道によると、湯布院温泉で旅館を経営する女性が解体・移築費用を負担し、新たに交流施設として生まれ変わるのだという。太宰が住んでいたのは、1936年11月〜37年6月の7か月間。「人間失格」の原型とされる「HUMAN LOST」などを執筆した。いまなお残る太宰ゆかりの地は少なく、ある意味「聖地」とされていた建物跡を