21日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では、横浜FCに所属する47歳、サッカー界の“キング”こと三浦知良に番組MC・上田晋也が行ったインタビューの模様を伝えた。

のっけから「“何歳まで現役をお続けになるんですか?”とか“体力的にしんどくなってきたと思うことはないですか?”みたいな質問は一切しません」という上田に、カズも「しないんですか?」と苦笑い。そんなカズに上田がぶつけたのは「カズ選手ってどんな選手ですか?」というものだった。

この問いにカズは「昔はドリブラーだった。ドリブルで常に勝負する。今はうまくポジションをとって周りをうまく使えるようになりましたし、よりシンプルにやるプレイヤー。味方を上手く使って自分も活きる」と返答した。

そして、自分の強みを「技術だと思います」としたカズは「しっかりしたトラップ、しっかりした足元の技術っていうのが自分の特徴」としながらも、「サッカー全部を知って10割だとしたら?」と言われれば「まだ1割くらいですよ。知らないことばっかりですよ。2割いってないんじゃないですかね。だから続けられるんじゃないですかね」と答えた。

また、ACミランで10番を背負う本田圭佑に話題が及ぶと「20年前、ミランの10番というのは考えられない。時代が変わって色んな状況は変わってますけど、ミランはミランですから」と語ったカズは、セリエAでプレーした先輩としてチームやチーム内で厳しい戦いを強いられる本田に「良い時はすごい褒められますけど、悪い時は本当にボロクソで毎日毎日違うじゃないですか。評価が。責任感の強い選手なので全てを抱え込むところがある。チームあってのことですから、一人だけが悪くてああいう成績というわけではないですから。その辺はリラックスしてやってほしい」と番組を通じてエールを送った。