独紙、内田の守備を高評価…相手との競り合いは「天才的だった」

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 日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、1月31日に行われたブンデスリーガ第18節で、同代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦し1−0で勝利した。

 地元紙が同試合の採点と寸評を掲載。この試合でフル出場した内田には、ドイツ紙『Revier Sport』が「3」の採点をつけた。また守備面について同紙は、ハノーファーに所属するドイツ人MFレオナルド・ビッテンコートとの競り合いを「天才的だった」とし、さらにドイツ紙『Westdeutsche Allgemeine』は「クレバーなスライディングで、再三ピンチを救った」と、高く評価している。

 内田の採点と寸評は以下の通り。(1が最高、6が最低)

■『Westdeutsche Allgemeine』
採点:4
寸評:右サイドバックにとっては、骨の折れる試合だった。ハノーファーのレオナルド・ビッテンコートに比べると、内田が明らかにスピードで劣っていたため、抜かれることが非常に多かった。クレバーなスライディングで、再三ピンチを救ったが、その結果として、度々コーナーキックを与えることになった。攻撃では、左サイドのクリスティアン・フクスに比べると(相手に対する)恐さがなかった。17分にシュートを大きく外してしまったのは、それを象徴するプレーだ。

■『Revier Sport』
採点:3
寸評:マックス・マイヤーから上手くフリーでボールを受けたところは、右のハーフポジションからシュートを撃つべきだった(14分)。最初のコーナキックではダイレクトでボールに触ったが、内田がトップストライカーではないということを見せてしまった(17分)。ビッテンコートとの2度の競り合いは、天才的だった(56/57分)。