UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグGの最終節で、内田篤人選手が所属するシャルケはアウェーでスロベニアのNKマリボルに1-0で勝利した結果、同グループのスポルティング・リスボンを勝ち点で上回り、逆転で決勝トーナメント進出を決めた。

接戦となったこの試合、シャルケは前半ゴール前でのマリボルの選手による決定的なシーンを内田選手が体を張ってブロックし、後半のマックス・マイヤー選手が決めた1点を守りきった。



シャルケのサポーターが集まる掲示板「reddit」では、「前半の救世主は内田、後半はマイヤー」「内田愛してる」「窮地を救ってくれた」「彼がチームを救ってくれた」「次のラウンドに進めるなんて信じられない」などとクラブの掲示板などでコメントし、予想外のグループリーグ突破に喜びを爆発させている。

試合全体では「裏をかかれる場面があった」など厳しい評価もあった内田選手だが、ドイツのメディアは試合を勝利に導いた功労者として活躍を評価している。普段は内田選手に辛口な<Revier Sport>が「ウッチーは宝物だ!」とやや誇張気味の見出しで称えるなど、シャルケのベスト16はドイツのメディアにとっても嬉しい誤算だったようだ。