独メディア採点、フル出場の内田に「いつものように模範的だった」

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 ブンデスリーガ第12節が22日に行われ、日本代表DF内田篤人のシャルケはホームでヴォルフスブルクと対戦。25分までに一挙3得点を奪ったシャルケが、追いすがるヴォルフスブルクを振り切り、3−2で勝利した。

 試合後、地元メディアは各選手の採点と寸評を掲載。フル出場を果たした内田は、以下のように記されている。(1が最高、6が最低)

『レヴィーア・シュポルト』
採点:3+
寸評:DFクリスティアン・フクスと共に、3バックと5バックを形成するため何度も往復した。彼のプレーはいつものように模範的だったが、ポジショニングミスを犯したためMFイヴァン・ペリシッチにヴォルフスブルク最初のチャンスを作られてしまった。終盤での彼の働きはゴールドの価値があり、相手の攻撃を絶え間なく食い止め、ボールを素早く前線に送っていた。終了間際の得点チャンスは残念ながら実らなかった。

『デア・ヴェステン』
採点:3.5
寸評:チーム戦術に変更があると、この日本人は時々間違ったプレーをしてしまう。試合の序盤は、5バックの一員としてのポジショニングにところどころ誤りがあった。18分、MFペリシッチをゴール前まで侵入させたのは完全なるミス。シャルケがボールを持っている時、彼は何度か監督のいるベンチに目をやり、ロベルト・ディ・マッテオの指示を受けていたが、そのおかげで前半の終了間際になってようやく自分を見つけたようだ。後半に入ってから、ファンは“本当の”内田を見ることができた。ロスタイムに入った93分、ビッグチャンスを逃している。