【徹底比較】ネットに1番「繋がる」のはどの会社?
ガジェット好きな周りの男性が持ち出して、そろそろiPhone 6買ってみようかな〜なんて思い出したわたし。
昔はiPhoneといえばソフトバンクしか取り扱いがなかったものですが、今では主要3キャリアから、さまざまなプランで出ていますよね。
その上、電波の繋がりやすさだって気になる。
結局、どこが1番安いの?
結局、どこが1番つながるの?
と、3キャリアの繋がりやすさ・金額面を調べてみましたよ。
■とにかく速い「SoftBank」のLTE!
ネットがつながらないと、とにかくイライラしてしまいますよね。
とくに通勤タイムや人が多い場所では、たくさんの人が同時に回線を利用するため、通信速度が遅くなってしまいがち。
そこで、多くの人が利用する主要都市での速度を比較してみましょう。
日経BPコンサルティングが全国の主要駅TOP500で行った「LTE/4G通信速度調査」を見てみると、下り(動画やサイトの閲覧、アプリのDLなど)に関して1番速いのはSoftBankのよう。
また、ICT総研が行った、全国の主要待ち合わせ100スポットの「iPhone6電波状況実測調査」でも、同様に下りはSoftBankが速いみたい。
とにかく“サクサク感”を楽しみたいのならSoftBankにしたほうが良い?
■iPadも「SoftBank」の勝利!?
また、マイナビニュースが山手線5カ所で行った通信速度調査によると、「iPad Air 2」でもSoftBankがぶっちぎりの“優勝”だったみたい。
<下り速度はソフトバンクが4勝、ドコモが1勝。上り速度はソフトバンクがすべての駅で勝利した。なお5駅の平均速度は、ドコモが下り33.46Mbps/上り5.38Mbps、auが下り37.15Mbps/上り6.74Mbps、ソフトバンクが下り45.62Mbps/上り16.078Mbpsとなった。平均値ではソフトバンクが他社を圧倒、続くドコモとauは僅差だった。>
これなら、iPhone 6にかかってきた電話をiPad Air 2 で取ったりしても、便利そう!
■どうしてそんなに速いの?
でも、どうしてそんなに速いのでしょうか?
「RBB TODAY」のインタビュー内で、ソフトバンクの関和智弘氏は以下のように語っています。
<通信速度で100Mbpsを超える基地局は、3社の中でもソフトバンクが最も多くなります。(中略)総務省ホームページおよび他社の発表によると、2014年8月時点ではソフトバンクが約6.7万局を所有しています。それに対して、ドコモは約3.9万局、auは約3.5万局となり、100Mbpsを超える基地局数では、他社を2倍近く上回っているのがお分かりいただけるかと思います。>
また、先ほどのマイナビニュースの中では
<3キャリアのうち、新たに追加されたバンドを利用できるのはau(WiMAX 2+)とソフトバンク(SoftBank 4G)のみ。(中略)加えて、ソフトバンクでは、スマートフォンユーザーから月間18億件(2014年5月現在)の通信ログを集めて電波の改善に活用している。>
と、新規格への対応の速さも指摘。
「ソフトバンクはつながりにくい」というウワサは、もう今や昔の話かもしれませんね。
■値段はどれが1番おトクなの?
iPhone6を買うなら、どうやらSoftBankが一番サクサクっぽそう。
じゃぁ、気になる月々の金額は?
もしMNPで「iPhone 6 16GB」で機種変した場合を考えてみましょう。
まず、3社とも下取りと乗り換えの割引を実施していて、その値段はドコモが27,000円、KDDIが37,000円、SoftBankが37,800円。
それがSoftBankへMNPした場合は、のりかえ割やのりかえ下取りプログラムが適用され、月々の割引に適応されるため、支払額が6,435円となり、他社よりも約2,000円お得という結果に。これは安いかも!
今回の結果では、通信品質、金額ともにSoftBankの勝ち。
もちろん、今まで使っていたキャリアへの愛着などもありますが、もしキャリア変更も含めて機種変を考えているなら、検討材料に加えてみてはいかが?
【参考】
※ 全国主要500駅 LTE/4G通信速度調査 - 日経BPコンサルティング
※ 待ち合わせ場所100地点 iPhone6電波状況実測調査 - 株式会社 ICT総研
※ 【インタビュー】iPhone 6/6 Plus、重要なのは体感できる「実効速度」……ソフトバンク技術者に聞いた - RBB TODAY
※ 山手線5駅で「iPad Air 2」の速度調査を実施! ソフトバンクが上り下りともに好結果 - マイナビニュース