伊紙、今季最速交代の本田に低評価「頼りないパフォーマンス」

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 セリエA第11節が8日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはサンプドリアと対戦し、2−2で引き分けた。

 FWステファン・エル・シャーラウィの今シーズン初ゴールで先制したミランだったが、その後逆転を許す。65分に、FWジェレミー・メネズがPKを沈め同点に追いつくも追加点が奪えず、2−2の引き分けに終わった。体調不良が心配されていた本田は先発出場したが、今シーズン最速の58分に交代している。

 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同試合の採点と寸評を発表。本田には、チーム最低タイの「5」を付け、「頼りないパフォーマンス。躍動的な動きがなければ、シュートを打つこともなく、積極的な仕掛けは一度もなかった。疲れているようで、恐らく風邪から回復していなかったのだろう」と記している。

 チーム最高点を獲得したのは、先制ゴールを挙げたエル・シャーラウィで「7」。本田と同じく「5」の採点が付いたのは、DFマッティア・デ・シリオとMFマイケル・エッシェン、累積警告で退場となったDFダニエレ・ボネーラだった。

 対するサンプドリアのチーム最高は、果敢に攻撃を仕掛けたFWマノロ・ガッビアディーニで、「7」の採点が付けられている。