内田の契約延長を喜ぶヘルト氏「ミランが触手を伸ばしていた」

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 シャルケとの契約を2018年まで延長したDF内田篤人について、同クラブのマネージャーであるホルスト・ヘルト氏がコメントした。ルール地域の地元紙『デア・ヴェステン』が伝えている。

 同紙によると、ヘルト氏は10月31日のアウグスブルク戦で内田が見せたプレーについても触れ、「彼はとんでもないほど良かったね。ゴールをアシストしたというだけではないよ。(その前日に)クラブのスーツとネクタイを着用してサインに臨み、私(の存在)をはるかに凌駕してくれたからね」と冗談を交えながら話したという。

 また同氏は、国外クラブに打ち勝ち、同選手との契約延長を達成したことに関して、誇らしげにこう語っている。

「国外との競争はあった。ミランが触手を伸ばしていたことは知っているし、バレンシアからも同様のことがあったと聞いている。だが、もし一度シャルケに来てしまえば、誰も他のクラブには行きたくないんだ。我々はブラジル・ワールドカップが始まる前に交渉を始めたが、代理人は『(内田を)W杯に集中させたほうがいい』と勧めてくれた。その後、内田は負傷してしまったが、ようやく交渉が再開され、そしてついに我々は素晴らしい合意に達することができた」