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只今発売中だ。

アップルにはHealthKitがあり、グーグルにはGoogle Fitがある。そしてマイクロソフトも今回発表された「Microsoft Health」によって、このフィットネス・テクノロジーの分野に参入することになる。

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マイクロソフトはMicrosoft Healthを、「消費者と企業が健康とフィットネスに関するデータを格納し組み合わせるためのクラウドサービス」からなるプラットフォームであるとしている。

恐らく今回のマイクロソフトの発表で最も注目すべき点は、新たに発表されたフィットネス用ウェアラブル端末「Microsoft Band」だろう。これはアップルのApple Watchなどと競合することになる商品だ。価格は199ドルで、このMicrosoft Bandは木曜日、マイクロソフトの実際の店舗とオンラインストアで販売が開始された。

Microsoft Bandは、着用者の心拍数やカロリー消費、睡眠、その他7つの状態を追跡するために10種類のセンサーを搭載している。フィットネス向けの機能に加え、このウェアラブル端末では通話や電子メール、テキストメッセージなどの着信の通知、さらにWindowsベースのバーチャル・アシスタントCortanaへのアクセスも可能となっている。

マイクロソフトのフィットネス分野への進出はこれが初めてではない、と Re/Codeのイナ・フライドは述べている。マイクロソフトは2007年にフィットネス・データストレージシステム「HealthVault」を開始しており、このプラットフォームは現在でもサービスを続けている。

「間もなくMicrosoft Healthは、ユーザーの選択によって、自分のMicrosoft HealthデータをHealthVaultに接続して好きな医療プロバイダーにそれを共有することができるようになるでしょう」、と木曜日の発表では説明があった。

トップ画像提供:Microsoft

Lauren Orsini
[原文]