Google MapsアプリにFoursquare的な新機能「Explore」が追加
グーグルが近くのおすすめスポットを教えてくれるようになった。
グーグルはユーザーがこれまでナビゲーションとして利用していたモバイル版「Google Maps」アプリに、近くのおすすめスポットを紹介してくれる機能を追加した。
木曜日、グーグルはGoogle Mapsアプリの新機能「Explore」の提供を開始した。この機能はGoogle Mapsアプリの地図の右下にアイコンとして表示され、レストランなどの現地のおすすめスポットをユーザーに紹介してくれる。
このExploreは、チェックインが不要となった新しいFoursquare公式アプリに似た機能で、ユーザーの現在地周辺の情報の発見を助けるためのものだ。また、実際に訪れた場所などのユーザーの行動を学習し、よりよい提案を提供してくれるようになるという。
この機能では、現在の天候や時刻のような要因も考慮される。そのため午前9時にディナー向けのレストランが表示されたり、雨が降っているのに公園がおすすめされたりといったことはない。ユーザーが一旦その場所に到着すると、その場所に関するより詳しい情報が表示され、後で見るためにその情報にブックマークを付けることもできる。お気に入りのブリート・スポットなどを保存しておくためには便利な機能だ。
Explore機能のアイコンをタップすると、Zagatで評価の高いレストランや人気のアトラクション、地元のお気に入り、週末のブランチ・スポットなどが紹介される。
このExploreは、iOSおよびAndroid版の「Google Maps」アプリで利用可能となっている。グーグルはこの新機能の利用にはGoogleアカウントを使って「現在地送信機能」と「ロケーション履歴」を有効にしておくことを推奨している。だが私が今朝、Googleアカウントでログインせずにテストした限り、それでも十分素晴らしい提案が表示された。
画像提供
トップ画像:Pedro Ribeiro Simões(Flickrより)
Explore画像:Google
Selena Larson
[原文]