W杯グループステージ突破を果たすには、最初の2戦で2勝が必須条件
ただ、そうは言っても「いい戦いをした」というだけではそこで終わり。結果を出してこそ方向が間違っていなかったことを証明したことになりますし、評価することはできません。また、自信にもならないのです。
コロンビア戦までに勝点6を確保しておけば、余裕を持ってグループリーグ最終戦に臨めます。もしかするとベスト16で対戦するD組上位チームの順位を考えながら戦えるかもしれない。こう書くと「それは理想だけど、そこまで上手くいかなくても大丈夫じゃないか」という反論に遭いそうですね。
ですが、第3戦に挑むとき「●点差以上が必要」という状況になると、本当に厳しい戦いになるのです。たとえば1996年アトランタ五輪のとき。第3戦目のハンガリー戦では勝ったものの得失点差に泣きました。また2006年ドイツワールドカップの際には、第3戦ブラジル戦では「最低でも2点差以上」という厳しい条件で戦わなければなりませんでした。
ですから第2戦を終えて勝点6というのは、十分条件ではなくて必要条件だと思います。だけど今の日本なら大きな可能性はあります。ぜひ勝ち上がり、ベスト16ではワールドカップ優勝経験のあるチームと戦ってほしい。そうすれば日本はさらに上のステージのチームに成長することができると思うのです。
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1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。
