「モンスターズ・ユニバーシティ」のデジタルコピーを実際にやってみた
１位「風立ちぬ」１２０億円
２位「モンスターズ・ユニバーシティ」８９億６千万円
３位「ONE PIECE FILMZ」６８億５千万円
１位は誰もが納得の作品であるが、その「風立ちぬ」と同月に公開した「ユニバーシティ」がこんなにも興収が良かったなんて、ちょっと驚いた。
「モンスターズ・インク」の続編扱いでありながら初めて見ても楽しめるし、サリーやマイクのキャラが思った以上に定着している理由のひとつに、東京ディズニーランドのアトラクション「モンスターズ・インク：ライド＆ゴーシーク！」がある、ということ大きいと思う。
それはディズニーが新しく始めた「MovieNEX」というシステムに原因があった。
MovieNEXとは＜映画＋新体験＞というキャッチを掲げ、
いつでもどこでも映画と一緒！好きな場所で、自由なスタイルで楽しめる！
を大々的にアピール。
パッケージの中には
ブルーレイ、DVD、クラウド対応デジタルコピー（PC、タブレット、スマートフォンで持ち歩ける）
が入っており、さらには特設インターネットにアクセスすると限定映像などが楽しめるというもの。
この中のデジタルコピーが問題視されている模様。
（あと、DVD等の単品販売がなく全部セットの販売だけしかないことが許せないという意見も）
私、デジタルコピーなんかにはとてつもなく疎いし（iTunesの使い方もいまいち）、
iPadもお部屋に放置したまま（アップデートとか一切していないし、しかも初期型）ではありますが、
そんな素人がMovieNEXを使いこなし、映画を見て楽しむことができるのか、を「モンスターズ・ユニバーシティ」のBlu-rayを開封しながらやってみようと思います。（発売日にあったのに未開封だった……）
■まず、パッケージの中を確認
パッケージをあけると、ディスクは３枚
本編ディスク（Blu-ray）
ボーナス・ディスク（Blu-ray）
本編ディスク（DVD）
MovieNEXの説明書とパスワード（２つ折の紙）
劇場公開最新情報冊子（８ページ）
になっています。ここで１つ分かったことは
DVDしか再生できない人はボーナス・ディスクを見ることができません。
でも販売しているパッケージは全部セット（４０００円）しかないのです。
いままではDVDの単品売していたけれども、Blu-rayにはDVDもついてくる、というのが定番でした。
まずここでちょっと不満、と思う人はいることでしょう。
■MovieNEXのサイトへ
冊子に書いてあるとおりの簡単ステップにトライします。
１
MovieNEXのモンスターズ・ユニバーシティのサイトにアクセス
２
Disney.jpメンバーIDとパスワードを縫う緑
※もっていない人は新規登録（無料）が必要
３
Magicコード（シリアル）を入力
Disney.jpのメンバーIDがいることに、わずらわしさが多少あるかもですが、これはサイトを楽しむためにも必要なことでしょう。
メルマガ登録してね、みたいなメッセージも出ますが、登録しなくても大丈夫です。
Magicコードを入力すると、特別コンテンツが表示されました。
●サイトで確認できた情報
以下のコンテンツが利用可能になりました。
「モンスターズ・ユニバーシティ」デジタルコピー（クラウド対応）
※本編取得期限にご注意ください
ジョン・ラセターの特別インタビュー
（１）ブルーレイユーザーへのメッセージ
（２）作品誕生のきっかけ
スーベニア
MovieNEXオリジナルカレンダー（プリントアウトしてね！）
「モンスターズ・ユニバーシティ」コンセプトアートダウンロード（１月１２日まで）
マイクやサリーとあそぼう！ぬりえ＆まちがいさがしダウンロード
今だけ！ここだけ！プレゼント！ほぼ日ツリーハウス企画オリジナルつなぎ＆ヘルメット（１月３１日まで）
１００名にGoogle Nexus７が当たるキャンペーン（２月２８日まで）
楽天市場Disneyzoneシークレット・フェア（１月２０日まで）
ディズニーストア・１０％オフクーポン（１２月３１日まで）
抽選で当たる！ディズニー・チャンネル／ディズニーXDオリジナル２０１４カレンダー（１２月３１日まで）
抽選でGET！トレーニング サリー＆コーチング マイク（１月１２日まで）
フリーダウンロード！オリジナル「モンスターズ・ユニバーシティ」デコメ＆絵文字
「ディズニーファン」バックナンバー：「モンスターズ・ユニバーシティ」特集
ここだけで買える！「モンスターズ・ユニバーシティ」ブルーレイ３D（１４年１１月１９日まで）
オリジナルプロダクションノートより〜作品を支えるCGテクノロジー
限定アイテムゲット！街づくりゲーム「モンスターズ・インク ワールド」（終了しました）
書き出してみて気づきましたが、特典いっぱいです。でもほとんどのコンテンツに期限があるので要注意。
だって終了しているサービスもあったりしてちょっとショック。これはマメにサイトをのぞけばいいのかもしれませんが……何度もアクセスするかな？
そしてこのことに関する注意書きはパッケージ裏面にありました。
サービス開始日および終了日はコンテンツ毎に異なります
やっぱ全部セットで買っているならこういうのを見落とししてしまうのは損していると感じさせるかも。
そしてAmazonでも言われているのが、３Dがここでしか買えないこと。
つまり、Blu-rayパッケージを買わないと、３Dのパッケージを購入する権利がありません。
対象商品のコード１つの登録で、１回かつ１枚限りのご購入です。
誰かお友達で買ってくれた人に頼むとか？そういうことになるのかな。
いままでは３D単体のパッケージを販売していたのですが販売本数がどのくらいだったのか疑問ではあったので仕方ないかと思うけど、Blu-rayを買わないとというのが辛いところ。でも販売価格は２０００円なので、全部混みでということなのでしょうか。
●いよいよデジタルコピー
デジタルコピーの項目をクリックすると、以下の注意書きが登場。
本編取得の登録期限はGoogle Play（2015年11月19日）／niconico（2018年11月19日）であり、選択できるのはいずれか1つのプラットフォームです。
視聴に際しては、ユーザーアカウント（Google Playもしくはniconicoデジタルコピー）が必要となりますが、プラットフォームによって、視聴できる環境や本編の仕様が異なることがあります。登録前に左の表をご確認ください。
左の表にはiOS、MacOS、Android、Windowsについて書いてあります。ストリーミングがどうのとかありますが、いまいちよくわからないので先に進みます。（ちなみにMacのPCで挑戦中）
●本編の取得へ
プラットフォームの選択。とりあえずniconicoを選んでみたら、
タイトルを認証しましたか？
との問いが出て「はい」を押したら、もうniconicoのボタンだけになっていました。
もはやGoogle Playには戻れなくなりました。
ちょっとがーん。どっちがいいか分かんないから、登録のわずらわしさとかで考えようと思ったけど…。
そうすると、niconicoデジタルコピーへの仮会員登録が必要に。
無事に登録をすませると、いよいよ視聴する、のボタンが！
ぽちっと押すと、プラグインがインストールされていません。
がーーーん。なんだそれは。
どうやらWidevineというソフトがないとダメらしい。
挫折しそうな気持ちをこらえながらダウンロードを終え、ブラウザ再起動。
ようやく本編スタートーーー！
ああ、大変でした。結局１時間ぐらいかかっちゃったよ。
思ったけど、PCで見るならDVDとかを入れて見たら一緒じゃないのかね。
iPhoneとかで試せばよかったかも。次回はそうしよう！
iPadでniconicoから入ったら、これ以上のデイバスの割当はないって出たので、１台しか認証しないのかな？わ、わからん……。誰か教えて！
でもいつでもどこでも、って言うけど、ネットにつながっていないと見れません。
ストリーミングってそういうことなのよね？モバイルwi-fiないんで、結局お家で見るだけになりそうです。
まだ始まったばかりのサービスですから、今後のパワーアップに期待しましょう。
（小林美姫）
