■ベンチャー・中小企業の広報・PRの取り組み事例■

今回は日本語で世界中のデザイナーに発注できるクラウドソーシング「designclue(デザインクルー)」を運営するPurpleCow株式会社のCo-founder/CEO 柴田憲佑氏に話を聴いた。
(※文中コメントはすべて柴田氏)

■国境を越えてプロジェクト推進するプラットフォームを目指して■

「designclue」は、日本にいながらにして世界中のデザイナーに気軽に業務を依頼することが出来る、デザインに特化したクラウドソーシングサービスである。

特徴としては、デザインに特化するとともに“ロゴ”や“名刺”、“フライヤー”などカテゴリーごとにデザインを発注する際の要件をフォーマット化しているため、発注者側は必ずしもデザインに詳しいとは限らないが、フォーマットに沿って要件を入力するだけで、簡単にコンペ形式でデザインを発注することが可能だ。

また仕上がってきたデザインに対するフィードバックに関しても、デザインを構成する要素をタグ化しているため、「この箇所をもう少し明るくしたい」とか「この箇所をポップにしたい」など、専門的なことは分からなくてもタグを使って直感的にデザイナーに指示を出せる仕組みになっている。



CEOの柴田氏は、高校時代に留学した際にさまざまな国籍や人種の人たちとチームを組んでプロジェクトを進める経験をしてきたが、そうしたなかで単一民族ということもあり似たような価値観を持った日本人だけでグローバルなサービスをつくることに限界を感じるようになったそうだ。そこで日本発でありながら海外のプロフェッショナルと一緒に仕事が出来る、つまりクロスボーダーでプロジェクトを遂行することが出来るプラットフォームをつくりたいと考えるようになった。

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