4月14日夜から、広報・PRをテーマにした連続ドラマ「空飛ぶ広報室」(TBS系列・21:00)がスタートしました。

そこで、特にこれから広報・PR活動に取り組もうと考えているベンチャー・中小企業や、広報部門に異動してきたばかりの新任担当者などを対象に、同ドラマを通じて感じられた広報・PR活動に関する示唆をまとめていこうと思います。


【第1話】

第1話からは以下のことが示唆として捉えることが出来たかと思います。

(1)広報テクニックだけでなく、情報そのもの(企業のこと、サービスのこと)に精通していることが広報担当者として必須条件(鷺坂広報室長、空井二尉など)

→どのようにその情報を発信していくか、様々な角度から検討・交渉が出来る。
→発信する情報だけでなく、そのバックグラウンドについても十分かつリアリティをもった説明が出来る。
→状況にあわせて臨機応変に対応が出来る。 etc
(これが以前から「これから広報に着手する企業の場合、広報担当者は経験者採用やPR代行業者ではなく、既存社員から選出するのが望ましい」と主張させていただいている所以です。)

(2)まずは記者一人ひとりに正しく理解してもらうことが先決 (空井二尉と稲葉ディレクターのやり取りから)

→記者の理解不足は、そのまま報道内容に反映されてしまいます。
(そのためにも一人ひとりの記者との関係づくりが重要です。)

(3)広報とは「正しい理解を得る」「説明責任を果たす」ことにより、様々なステークホルダーと良好な関係を築いていく活動である。(鷺坂広報室長のコメントから)

→まさに「PR=Public Relations(社会との関係づくり)」という言葉通りです。

その他、社内調整の重要性(ドラマの中ではちょっと無理やり感もありましたが・笑)なども挙げられるかと思います。


【第2話】
第2話は、記者会見のメディアトレーニングから始まりました。

(1)リスクコミュニケーション・クライシスコミュニケーション
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