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「一番最初に買ったデジタル機器はウォークマンだった」という人は多いのではないだろうか? 先日行われたウォークマンシリーズの発表会でもユーザーのデジタルライフの入り口であるという点が大きく強調された。


ソニー株式会社業務執行役員である高木一郎氏はデジタルミュージックプレイヤーを技術強化カテゴリーとして今後さらに力を入れていくと発表した。その背景にはスマートフォンの普及がある。

■スマートフォンとの共存
スマートフォンが普及すれば、不利なのは? と思ってしまいがちだが、そうではないという。「もっといい音で聞きたい」というニーズが必ず出てくると高木氏は言う。実際、日本やアメリカではスマートフォンと接続できるパーソナルオーディオが成長しているということだ。やはり、いい音で聞きたいという人は音に特化したアイテムを必要とするということだろう。


モバイルエンタテインメントプロダクツマーケティング部の徳田耕一氏はソニーブランドの強さをアピールした。デジタルミュージックプレイヤーの国内シェアがソニーはなんと18ヶ月連続でナンバー1。2011年3月より現在まで台数ベースでのシェアにおいてトップを守り続けている。

■ミュージックプレイヤーといえばウォークマン
「ミュージックプレイヤーといえばどのブランドを思いつきますか?」という10代への質問において「ウォークマン」という答えが1位だった。そこで、ウォークマンは今後も「もっといい音で」「もっと楽しく」「もっと快適に」をキーワードにに最高のモバイル体験を提供したいということだ。

今回、ソニーが発表したウォークマンは「Fシリーズ」と「Sシリーズ」。

「Fシリーズ」は高校生や大学生のほか、高音質に自信を持ち、こだわり層である20代〜30代以上の大人にもアピールしていきたいという。


「Sシリーズ」は初めてミュージックプレイヤーを手にするとう中学生や高校生を中心にしたエントリー層にアプローチするということだ。

「ソニーといえば!」という音質に徹底的にこだわり、確かな認知を得ているソニー。ウォークマンの進化と広がりに期待したい。


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