iPhone5

こんにちは、ビデオエディターを目指している小島暢華です。
先日、各国で話題のiPhone5が発売になりました。スクリーンのサイズや厚さなど、いろいろiPhone4Sからの変更点があるようですよね。ではカメラ機能では何が変わったのでしょう?

ということで、今週はiPhone5のカメラ機能についてお話します。


私のコラムでも時々使っているiPhoneはiPhone4(4Sの1つ前の機種です)。Appleが提供している比較表によりますと、iPhone5はiPhone4Sと同じ8メガピクセル、5枚構成のレンズ、そしてf/2.4の開口部だそうです。カメラ自体はiPhone4Sより25%小さいようです。

新しいA6チップのおかげで、写真撮影が40%高速化し、明るさが不足した場所での性能やノイズ除去機能も向上されているようです。そして、新たな機能として追加されたのはパノラマ撮影。最大28メガピクセルの継ぎ目の無いパノラマ写真が撮影可能なのです。

FaceTimeカメラもVGA画質(640x480または0.3MP)から1.2MPの写真(1280x960)、そして720pHDビデオに改善されています。ということはより高画質はセルフポートレートが撮影できて、よりきれいな画質でFaceTimeビデオ通話が出来るのです。ビデオ撮影もビデオの手ぶれ補正機能がさらに強化され、さらに新たなマイクが追加されていて、より高性能な雑音低減効果がついてくるのです。


そんな素敵なiPhone5のカメラ機能ですが、より多くの人が写真や動画をスマートフォンやポータブルディバイスでチェックしている今日この頃、そんなに高画質な写真でなくてもいい気がするのは私だけでしょうか?もちろんパソコンに保存しておいたり、印刷するときは高画質のほうがいいですけどね。

最近ではプロの写真家の方たちによる試験的なiPhoneでの結婚式の写真撮影も行なわれているようです。照明などの条件が完璧であればiPhoneでも素敵な写真が撮れるので、パーティーなどでのちょっとした撮影には最適かもしれません。


小島 暢華 (Nobuka Kojima)
現在オーストラリアに在住。ブリスベンのグリフィス大学でBachelor of Digital Media Productionを勉強し、卒業後はアシスタントエディターとしてABCとナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されたドキュメンタリーThe Lost Years – A Sea Turtle OdysseyやTop Gear Australia Series 3の製作に携わる。またウェディングビデオの編集の仕事も行なっている。
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