夜空を見上げよう! 天文写真の撮影に再挑戦【カメラ生活】
こんにちは、ビデオエディターを目指している小島暢華です。
さて今回は前々回の挑戦した天体写真撮影の翌週にボケの無い写真を撮影すべく再挑戦してみました。
またもやMoogerah湖へ。でも、今回は湖の反対側のペリカン、黒鳥、鴨たちが休んでいる岸で撮影してみました。
前回より早めに現地へ到着。まだ光のあるうちに見え始めた明るい星にピントを合わせてみました。
月が満ち始めているので見える星は少々少ないですが、まだまだミルキーウェーも見えるほど。こちらの写真はF4、ISO200、シャッタースピード603で撮影した写真と、シャッタースピード310で撮影した写真を合成しています。
F4 ISO640 シャッタースピード60で撮影。
1分間、一定の場所になるべく動かずに立って、他の人に懐中電灯で数秒間照らしてもらうと、自分または友達の入った天文写真が取れるのです。
F4 ISO640 シャッタースピード600で撮影。
同じ方法で撮影しましたがシャッターの開放時間が10分間。あまりの寒さにめげて、移動してしまったため、人物が透けて見えるという不思議な写真になってしまいました。(※南半球にあるオーストラリアは現在冬です。)
天文写真はいろいろ時間がかかる撮影なので根気が必要です。でも、どうせ覚悟を決めて撮影に行くならいろいろ実験してみてはいかがでしょう。
小島 暢華 (Nobuka Kojima)
現在オーストラリアに在住。ブリスベンのグリフィス大学でBachelor of Digital Media Productionを勉強し、卒業後はアシスタントエディターとしてABCとナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されたドキュメンタリーThe Lost Years – A Sea Turtle OdysseyやTop Gear Australia Series 3の製作に携わる。またウェディングビデオの編集の仕事も行なっている。
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