グレン・クローズ

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グレン・クローズが、いよいよパティ・ヒューズという顔を脱ぐときが迫ってきた。

2007年より『ダメージ』で演じ続けてきた"怪物"弁護士パティ。同シリーズは、次のシーズン5をもって最終回を迎えるということで、ファイナルシーズンを撮影中のセットを訪ねた米メディアに対し、グレンは現在の心境を語った。

彼女はこの役でゴールデン・グローブ賞、そしてエミー賞では2度の主演女優賞に輝いている。様々な役を演じてきたベテラン女優のグレンだが、5年も同じ役を演じ続けてきたのは初めてだ。「どんな役であっても、本当の意味でさよならしているわけではないかもしれない。やはり演じた役は、どこか私の中に居続けているから。パティにも心の暗部があるけど、もっと奥深く彼女の暗部を見せればよかったという後悔はない。とはいえ、パティとさよならする準備はできてるわ。今回のシーズンはとてもいい出来だと思うので、いい気分で最後を迎えられそう。パティの内面や今まで知らなかった彼女の人生も語られるの」と演じきった充実感を語るグレン。再びTVドラマに出演することを検討しているかという問いには「いいえ、ほかのシリーズに出演するとは思えない」と答えた。

ファイナルシーズンはアメリカで7月11日から始まる。パティが迎える結末とは? 何度も存続が危ぶまれながらも、そのクオリティの高さで生き残ってきた同シリーズもいよいよ最後を迎える。ファンも、さよならをする準備をしなくてはならない。(海外ドラマNAVI)



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