27日(日・現地時間)、スペイン・マドリッドのパラシオ・ビスタアレグレでは、K-1 GlobalHoldings「K-1RISING 2012」が行われ、新体制となったK-1 WORLD MAXが今大会より開幕した。

スペインのローレン・ハビエル・ホルヘと対戦した、ミルコ・クロコップは、右ジャブを伸ばすと、左回りで早くもハイキックを繰り出していく。

だが、これはホルヘがブロック。左ストレートを放つミルコに、ホルヘは右ハイから右ローを見せる。果敢に右ハイを蹴り上げるホルヘに対し、ミルコはアッパーをヒットさせ、ガードの上から左ハイを打ち込むと、左ローから左右のフック、左ボディストレートと軽快に攻めたミルコが、そのままラウンド終了を迎えた。

2R、ホルヘは後ろ回し蹴りを放つも、これは空振りに。クリンチの展開を繰り返すなか、ミルコはローを確実に効かせていく。ここでホルヘが左腕の不調を訴え、ドクターチェックが行われる。再開後、ミルコは左ストレート、アッパーを打ちこむと、既に戦意を喪失したと思われたホルヘはカウント8で立ち上がり、懸命に拳を振るう。しかし、その直後、コーナーにホルヘを詰めたミルコは、左アッパーから右フックでダウンを奪い、そのままKO勝ちを収めた。

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