「ネット中毒」という言葉が聞かれるようになってきたが、中毒者への脳の損傷が報告され世界に衝撃を与えている。なんとその損傷はヘロインやアルコール中毒患者と同程度だというのだ。中国科学院がネット中毒の青少年17人とそうでない青少年16人の脳をMRIスキャンし、調査した。その結果ネット中毒の青少年たちの脳からは白質に広がる神経線維に損傷が見られた。

損傷の状況がヘロインやアルコール中毒患者と非常によく似ており、物事を決める判断力や感情のコントロール能力が低下するといった症状がみられたということだ。

インターネットが当たり前のように普及し、幼いころから触れることができるため、影響は深刻ではないかと心配が広がっている。中毒というと自分には関係ないような気もするが、歩くときや移動中、また寝る直前までスマートフォンなどの端末からネットにアクセスしている人は多い。健康のためにも、やりすぎないように気を付けるほうがいいようだ。

若者のネット中毒者、ヘロイン・アル中患者と同じくらい脳が壊れている―中国シンクタンク


■関連記事
・iPhoneを本格的なカメラに変えるかわいすぎるケースが登場！【売れ筋】
・楽しいことにもいつかは終わりが・・・Google「Picnik」終了のお知らせが気になる【話題】
・ついにスマホの充電ができる手回し充電ラジオ登場！―ソニー「ＩＣＦ−Ｂ０３」【売れ筋チェック】
・生真面目かつ革新的にパワーアップする次世代テレビ―ソニーCrystal LED Display【話題】
・五輪イヤーの今年、日立「Wooo」の新製品はさらに高画質化、省エネ性アップ【売れ筋チェック】