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少しずつ秋の気配を感じるようになり、そろそろ暖房器具の準備を考え始めてもいい時期になった。今年は冬にも電力不足が懸念され、暖房器具も「節電」がキーワードになりそうだ。デロンギが発売する新機種のオイルヒーター「デロンギ オイルヒーターゴンデジタル」は、電力消費量を約20%削減できる。

オイルヒーターは、太陽と同じ原理の輻射熱(ふくしゃねつ)で壁面や家具を温め、壁面や家具が発する熱によって室内を暖かく保つことができる。火災や一酸化炭素の心配がなく穏やかに暖まるオイルヒーターは、小さな子どもがいる家庭に人気だ。ただ、消費電力が大きいことが欠点だった。

「ECO運転」を搭載した同機種は、設定温度に最適な電力レベルを自動調整して電力消費量を抑える。オイルヒーターは輻射熱の特性上、エアコンやファンヒーターより控えめの設定温度でも、十分な暖かさを感じることができる。その特徴を生かしたECO運転は、設定温度よりわずかに低めの室温になるよう、電力レベルを自動で切り替えながら運転する節電機能だ。

また、カチカチとダイヤルを回すレトロ方式だったタイマーは、マイコン制御とデジタル表示になり、より操作しやすくなった。持ち手を前後2カ所にし、キャスターをゴム素材の折り畳み式にするなど、デザイン面でも使い勝手を大きく向上させたという。メーカーが自ら「次世代デロンギ」と呼ぶ、気合いの入った日本市場向けの機種だ。

ドラゴン デジタル(デロンギ)

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(鈴木陽子)

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